マルシェや催事販売のイベントに出店すると、
いつもの店に居るだけでは会えなかった新しいお客様に会えたり、
他の出店者さんとつながりが出来たり
商売の広がりやヒントを得ることができます。
こうしたイベントを活用する3つの極意をお話します。
1: チラシ
イベント会場では来場者も他の出店者も、あなたの店のことを知らない人がほとんどです。これは大きな宣伝チャンスです。事前に、店の案内チラシを作っておきましょう。
チラシの大きさはA5かA6サイズの小さめなものがおすすめ。
一般的なA4サイズなら、持ち帰りやすく3つ折りか4つ折りにしておきましょう。
チラシの内容は ①メイン商材の詳しい説明 ②連絡先 ③この次、どこで買えるのか
余裕があれば、店主やスタッフの自己紹介、店の歴史なども読み物として興味を持ってもらいやすいです。またQRコードを利用して、簡単にwebサイトにつながるようにしましょう。
チラシは購入商品に付けて手渡しするほか、ブース前で配ったり、他の出店者さんにも自己紹介代わりに配ったりもできます。
2: ブース構成
イベントでは、お客様は3~5m向こうからブースを見ます。
このとき目立つのは、テーブル上の水平面ではなく、テーブル前面や背後の垂直面です。
またお客様にとっては、店名よりも商品・サービス内容が一番知りたい情報です。
そこで、ブースでは
垂直面で「何を売っているのか」がわかるように、大き目のPOPを用意し、メイン商品は高さを出すよう、ひな壇型に陳列します。
(事例: ビデオ通話で、写真を見ながら相談を受け、口頭でアドバイスしました)
3: テーブル上の陳列
メイン商品を幅広く置くことで目立たせるとともに、お客様の視線を受け止めます。たくさんの商品が同じように並ぶと、どこから見ていいのか目が泳いでしまいます。
事前に、イベントや来場者の特性から、メイン商品・サービスを決めて計画しましょう。
また、イベントではお客様はパッと見て判断したいもの。商品ごとにタテヨコ揃えたり、トレイやカゴで分けて陳列することで、お客様が選びやすくなります。
この分けたトレイやカゴを高さ違いに置くと、にぎわいあるマルシェ風陳列になります。
イベントで他の出店者さんの様子を見ると、見せ方のヒントがたくさんあります。
新規のお客様を得るとともに、商売の知恵も仕入れるチャンスとして、活用してくださいね。
オフィスアールエスは、イベント出店のご相談、ブース設計なども承ります。