前年に行ったスタッフ研修を受けて、上長の研修をご依頼いただきました。
研修を通して、全員が型やルールを知り共通言語を得て、
店づくりについて話し合う風土づくりのきっかけになりました。
陳列やディスプレイも「何となく、こうかな?」だけではなく、
型やルールをもとに話し合うことで、自然にアイデアが積み重なって
PDCA(計画・実行・検証・改善)の上昇する渦を描いて、自ら進化する店づくりになっていきます。
店長研修でもいくつかのワークを行います。
自分の店舗を思い浮かべながら、分類やレイアウトを図にする、個人で行う記入式ワークは
「客観視できる!」と好評です。
分類もレイアウトも、答えのない課題です。
個人の結果をグループでシェアすると、
自分一人では出ないアイデアに触れることもできるので、
ふだん忙しくしている店長にとっては、
研修時間が現場を離れて考える機会にもなりますね。
事例の企業では、ワークの一環として
即席のチームを組んで、ディスプレイコンテストも行いました。
店長たちが頭を寄せ合い
家具店ならではのディスプレイを企画・設営する体験は、
後に現場へも波及、
各店舗のディスプレイを促進することにも繋がりました。